インタビュー|白楽駅の歯医者・歯科|まさみ歯科医院

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私が子どもの頃、歯科は辛い場所でした。そこで当院を、心身共に通いやすい場所にすることを目指しています。

院内には植物や患者さまからいただいた物を飾ってあり、和やかな雰囲気だと思います。床が平らですから、手押しのシルバーカーなどを押しながらでも入りやすいのではないでしょうか。また、患者さまへの接し方の面でも歯科への壁を取り払えるよう工夫しています。例えば、話す時は日常的で分かりやすい言葉を選ぶよう気を付けています。

子どもの頃は歯が悪く「歯医者さんは辛いもの」と思っていました

私は昔、虫歯が多い子どもでした。歯科医院に通う機会が多くあり、そのたびに辛い思いをしたため、「歯医者さんとは辛いもの」という認識が私の中にできあがってしまったのです。

しかし、そんな辛い思いをしないで治療を受けられたら、皆が幸せになれるのではないでしょうか。子どもの頃の私と同じ辛さを経験する方を減らし、楽に治療を受けられるようにしたいという願いから、私は歯科医師を目指しました。

印象深いのは「来るのが楽しみ」と言ってくださった患者さま

悪くなった歯の治療が済んだ患者さまから、「ここに来るのが楽しみだ」という言葉を頂戴したことがあり、印象に残っています。当院が地域社会で頼りにしていただけている手応えを感じる出来事でした。

その方はもう治療は必要ないのですが「月に1度はクリーニングしてほしい」とおっしゃり、今でも通ってくださっています。もちろん費用のご負担がかかるのですが、「それでもかまわない」と言ってくださるのも、歯科医師冥利(みょうり)に尽きるところです。そうして、来院なさっては色々とお話しになり、帰っていかれます。

高級住宅街も下町情緒もあるのが、白楽という街

ここ、白楽駅の周辺は「何だか広い街だな」という印象です。線路を挟んでこちらの篠原台町は高級住宅街、白幡町は下町情緒があって、散策して眺めていても面白いところだと思います。住んでいらっしゃる皆さまの年代も、幅広いですね。昔から長くお住まいの方もいらっしゃれば、ほかの地域から引っ越してこられたお若い方も多い街です。

スタッフの中には、患者さまからご紹介いただいた人材も

当院のスタッフの中には、元々は患者さまとして来ていたメンバーがいます。実は以前勤務していた歯科衛生士が辞めてしまい、人手不足の中で診察していた時期がありました。するとその様子をご覧になった患者さまが「先生、忙しそうだから手伝うよ、うちの娘で良ければ」と言ってくださったのです。その方の娘さんも元は患者さまであり、今でも当院で働いてくれています。

また、長きにわたって勤めてくれているスタッフもおり、今は子育てと両立するため、勤務時間を調整しながらの勤務です。

身体が資本ですから、ロードバイクで体力作りをしています

しっかり診療し続けるには、私自身の健康や体力が欠かせません。そこで、趣味である水泳や釣り、ロードバイクを楽しみながら体力作りをしています。

ロードバイクというのはスポーツ自転車の1種で、1日に100km近くを走ったことがありました。最近は散歩を兼ねたハイキングも楽しんでおり、日帰りできるような場所に散策に行きます。今住んでいる地区で毎月行われる、散歩の会も楽しみの一つです。季節ごとに咲く花を長めながら歩くと、心が和みます。渓流釣りでは、山の新緑や新鮮な空気を満喫しています。

掃除が好きで、診療でもお口のクリーニングに力を入れています

私が診療で力を入れているのは、お口の大掃除です。具体的には、歯石を取る「スケーリング」や歯根もツルツルに磨く「スケーリング・ルートプレーニング」、機械を使ってお掃除する「PMTC」をおすすめしています。毎日の歯磨きでは取り除くことができない汚れを取ることができ、予防に役立つ内容です。

私は患者さまと趣味や身の回りのことをあれこれお話ししながら、こうしたお掃除に取り組んでいます。

今後は、治療した歯の再発防止に役立つ情報を広めていきたいです

悪くなった歯を削って詰めるような治療だけでは、再発するリスクがあります。今後は歯科医師として、せっかく治療した歯が悪くならないよう、患者さまに少しずつ情報提供をしていきたいと考えています。一方的に押しつけるのではありません。まずは患者さまと信頼関係ができてから、取り入れやすそうな情報をお伝えしていけたらと思います。